• Home
  • 算数の王道をゆく
研数学館の算数・数学連続セミナー第8回
「算数授業力アップの実践と改善」
筑波大学附属小学校 学習公開・研究発表会6年生
『「角柱」の構成要素の基本的関係から発展的内容を見出し説明する』授業
研数学館の算数・数学連続セミナー第7回
「新しい学習指導要領の方向」
研数学館の算数・数学連続セミナー第6回
「公開授業研究会」
研数学館の算数・数学連続セミナー第5回
「ハンズオン・マス研究」その2
研数学館の算数・数学連続セミナー第5回
「ハンズオン・マス研究」その1
研数学館の算数・数学連続セミナー第4回
「小学校算数の基盤となる数学」その2
研数学館の算数・数学連続セミナー第4回
「小学校算数の基盤となる数学」その1
研数学館の算数・数学連続セミナー第3回
「考える子どもを育てる」
静岡県芝川町立芝富小学校
研究発表会2
静岡県芝川町立芝富小学校
研究発表会
静岡県立富士高校
PTA講演会
『算数授業研究』公開講座
「「好き」が支える本当の学力」第2回
研数学館の算数・数学連続セミナー第2回
「自作教材の作り方」その2
研数学館の算数・数学連続セミナー第2回
「自作教材の作り方」その1
筑波大学附属小学校
学習公開・研究発表会
研数学館の算数・数学連続セミナー第1回
「学力テストをいかに授業に活かすか」
1.日本固有文化としての「授業研究」

「授業研究」というのは、日本に固有の文化だと思います。諸外国では先生になってなお、授業を見ながら勉強するという文化はあまり見られません。しかし、アメリカの先生方は、日本の先生が実際に職についてからも学ぶ、この姿勢に良さを感じ、いまやアメリカにもそういう文化を根づかせようと思って、トップの方が一所懸命に頑張っているということを見聞きします。私自身も向こうにお招きいただき、日本の授業研究を学ぶ会にも出会いました。また、リーダー格の先生方がたくさん来日し、日本の授業研究を学ぶということも多々行われています。カリフォルニアの大学にキャサリン・ルイス先生という方がいらっしゃいますが、非常に熱心に日本の授業研究を向こうに取り入れようとしておられます。日本に来て講演会もたくさん行われて、私が在籍する学校の授業研究会にも参加し、協議会にも登場してくださいました。


また、アメリカの先生方は非常に細かく日本の真似をしようとして指導案を書きます。向こうの授業研究会に参加した際に、表組みにして一所懸命に書かれた内容を見せられ、こういう書き方でいいのかと聞かれました。私は、ぱっと見て「日本の先生方は始めに授業者の名前を書きますよ。ご自身がやる授業の指導案に書いた方の名前を書きます」と言いました。彼らは「ああ、そうか」と。こんな細かいところまで聞きたがります。そして、一日中授業をやると、協議してその指導案についてまた検討し直し、次の日また授業をしてまた検討をして、また次の日授業をして、というように一週間ぐらいぶっ続けで研究会をします。「日本もそうやっているのでしょう」と言うのです。私はもうびっくりして「そんなことをやっている学校はどこにもありませんよ」と言いました。我々の授業研究というのは、本番にやる授業研究の前に、同学年の別のクラスを使ってやりましたということがありますね。そのことを見聞きし、きっと日本の先生は三日間ぐらいぶっ続けでやっているのでした。


これから10年20年経ったら、追いつき追い越されてしまうのではないかという危惧も少し感じましたが、日本の先生方は、戦前から100年このかた「授業を見て学ぶ、授業をして学ぶ」ということを、法で決められているわけではなくやっているので、文化として続いているのではないかと私は思います。教育の体制が変わっても、永々と続けている素晴らしさを感じます。



ページトップに戻る