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研数学館の算数・数学連続セミナー第8回
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筑波大学附属小学校 学習公開・研究発表会6年生
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研数学館の算数・数学連続セミナー第7回
「新しい学習指導要領の方向」
研数学館の算数・数学連続セミナー第6回
「公開授業研究会」
研数学館の算数・数学連続セミナー第5回
「ハンズオン・マス研究」その2
研数学館の算数・数学連続セミナー第5回
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研数学館の算数・数学連続セミナー第3回
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研究発表会2
静岡県芝川町立芝富小学校
研究発表会
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『算数授業研究』公開講座
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研数学館の算数・数学連続セミナー第2回
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筑波大学附属小学校
学習公開・研究発表会
研数学館の算数・数学連続セミナー第1回
「学力テストをいかに授業に活かすか」

2.授業の導入において留意すること

(1)子どもの問いが生まれるようなしかけをして、子どもの動き出す方向を認めてやる。


私が一番ポイントにしたいのは(1)で、この「しかけ」というのをキーワードにしたいと思います。「おやっ」と思うような場を作るのが先生なのですね。これを何とか工夫してやれればいい授業になるのではないかと思います。

例えば、四角を4つつなげた形を作ってみましょうと子どもに言う。それは先生がやれと言ったからやる活動です。先生がやれと言ったからやっているので、「おやっ」とも何とも思いません。そして、子どもがいろいろな形を発表していく中で、「それは同じだよ」と言い出します。
点Cを作図

「いや、違う」と言う子もいるのではないでしょうか。そういう状況ができたら、今度は子どもは本気になって同じか違うかという議論を始めます。そこが大事なのです。先生はいろいろなものを作ってご覧なさいと言うだけです。しかし、作っていく間に子どもは自分で疑問を持ち始める。あるいは教室でそういう疑問が浮上する。その瞬間が本当の子どもの問題になるわけです。また、この形を厚紙で作って、机の上で重ねたり回転させたりしても同じ形にはならないわけです。そうすると、裏返したら同じだと子どもが言い出す。では、裏返したものを同じと見ましょうとやれば、これはひとつの対称の勉強にもなるかもしれませんね。合同の勉強にもなります。合同の同じということは、回しても裏返しても重なるときに同じと言いましょうということです。今までの「同じ」という概念がふくらんではっきりしてくることになるでしょう。このような授業の設定をしていけば、子どもは一所懸命に考える子どもになるのではないかと思います。