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研数学館の算数・数学連続セミナー第8回
「算数授業力アップの実践と改善」
筑波大学附属小学校 学習公開・研究発表会6年生
『「角柱」の構成要素の基本的関係から発展的内容を見出し説明する』授業
研数学館の算数・数学連続セミナー第7回
「新しい学習指導要領の方向」
研数学館の算数・数学連続セミナー第6回
「公開授業研究会」
研数学館の算数・数学連続セミナー第5回
「ハンズオン・マス研究」その2
研数学館の算数・数学連続セミナー第5回
「ハンズオン・マス研究」その1
研数学館の算数・数学連続セミナー第4回
「小学校算数の基盤となる数学」その2
研数学館の算数・数学連続セミナー第4回
「小学校算数の基盤となる数学」その1
研数学館の算数・数学連続セミナー第3回
「考える子どもを育てる」
静岡県芝川町立芝富小学校
研究発表会2
静岡県芝川町立芝富小学校
研究発表会
静岡県立富士高校
PTA講演会
『算数授業研究』公開講座
「「好き」が支える本当の学力」第2回
研数学館の算数・数学連続セミナー第2回
「自作教材の作り方」その2
研数学館の算数・数学連続セミナー第2回
「自作教材の作り方」その1
筑波大学附属小学校
学習公開・研究発表会
研数学館の算数・数学連続セミナー第1回
「学力テストをいかに授業に活かすか」
(2)できない子も問題を理解できるように配慮する。


これは、それぞれの立場で工夫していくしかないことですが、具体的なものが媒介になると、わからないという子どもの理解を助けることができます。ひとつ例を申し上げます。この図を板のチョコレートだと考えてください。

点Cを作図

板のチョコレートには溝があって、手でパチンと折ると細かくなっていきますね。このチョコレートを4×6の24あるから24のかけらにしたい。何回折ったら24のかけらになるでしょう。できるだけ回数は少なくしたい。
そんなことを子どもに言ったら、子どもはいろいろなことを言います。「割ると斜めになったりするよ」「並べて折ってもいいですか」「重ねて折ってもいいですか」などと言いますから、そういうことは無しにしようと決めます。ここで、理解できない子どももいるわけなので、紙に印刷したものを渡してはさみで切ってご覧なさいというようなことを言えば非常にわかりやすくなるということです。 実際にやっていくと、どうやっても23回になってしまうのです。1回折ると2つに分かれます。分かれたものをまた1回折ると2つに分かれるのです。もう一方も折るとまた2つに分かれる。1回折る度に1つずつ増えていくだけですから、まるっきりの植木算です。24個のかけらにするには、23回どこかで切らなければだめだということです。これを立体的な羊羹でやったらどうでしょう。まるっきり同じです。1回切ると2つに分かれる。こんなことを授業でやっていたら、トーナメント戦と同じだと言った子どもがいました。この板チョコ全部が優勝者のチョコレートだと。この1個手前は2つに分かれていて、この1個手前は2つに分かれていて、分かれたものはまた2つに分かれていて、こういくのだから24チームが戦って最後の1チームが優勝って決まるためには23チームが負けていくのです。1試合につき、1つずつ負けていくからそれと同じだと。そういうような骨組みが見えたらもう教えることは何もないですね。どうしてそういうことまで気づく子どもがいるかというと、実物を持ってやるからわかるのです。このように具体的なものでやるということが、理解しにくい子どもにとっては大事なことだと思います。